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まずは、カエルのお話。 2003/02/03
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 ここのHPにも、ちょこちょこと、カエルの絵があるの気付いていただいたでしょ〜か?わたくし管理人の名前『lipydu』が、その横に「ちょいっと」書いてあるんですけど。(上の絵がそ〜です)

 インディアンには結構動物(生き物)を主人公にした物語があって、その中の「カエルのお話」の主人公の名前がこの『lipydu(リピドゥ)』なんです。

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 まぁ、大昔。カエル達は水辺とかでのんびり暮らしてたわけですが。あんまりのどかなんで『カエルの曹長リピドゥ』はつまんなくなっちゃうんです。
 自分の縄張りじゃない「山」に行って来たヘビに
「なぁなぁ、しょっちゅう山に行くけど何があるん?」 ってなぐあいに。
そうしたらヘビはヘビで、
「あんなに良いところは無い!ここらでとれるゴハンなんて、比べようが無いよ!」
・・・いつの時代もヘビは誘惑するんすねぇ・・・。

 それを聞いてからはもう、リピドゥ君いてもたっても居られなくて、大胆な意見をカエル議会で大発表。
 「みんな!!こんなところに居てはいけない!!大いなる意志(グレートスピリッツ)の恵みからわざわざ遠ざかっているのだ!!山へ行こう!この挑戦が大きなレッスンになるのだ!!」
・・・大盛り上がりです。

 賛成者もいます。毎日穏やかすぎて、「グレートスピリッツに忘れられてしまってるんじゃないか?」と考えていた仲間も居ましたから。
 もちろん反対する奴もいます。だって、カエルが水から離れるなんて、考えられない。リピドゥはそいつ等に「憶病者」のレッテルをはって、ついてくる仲間達だけと今よりきっと良い暮らしが待ってるはずの山へ挑みに行く事にしちゃったんです。

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 住んでた水辺が離れていくにつれ、すぐに岩山にぶち当ります。今まではすぐ横に「水」があったのに、暑くても、身体がドンドン乾いていっても飛び込む小川すらありません。
 それでも意地になって、倒れていく仲間を励ましながら山に登って行くリピドゥ。すると、頭の中に何か声が聞こえてきました。
「お前達は何不自由なく、幸せに暮らしていたのに”水辺”はお前達の住処で、山はそうじゃない。他の動物のものに欲をだすんじゃぁない、もうみんなで帰りなさい・・・。」
 リピドゥは、せっかくの助言を無視します。
「ここまで来たんだもの!ヘビの言う美味しいゴハンも食べて無い!大丈夫!カエルに分け前をあげたくなくて、嘘を言ってるんだ!!」

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 リピドゥ達はまだ、前進しました。そのうち仲間が倒れて、天気もドンドン悪くなり。何度目かのグレートスピリッツと、山の生き物の忠告を聞いて、やっと自分が大きな間違いを起こした事に気付きます。
 「カエルにはカエルの、ヘビにはヘビの生き方がある」
 それをやっと思い出したリピドゥは、ここまでついて来てくれた仲間を助けようと、スピリッツにお願いしました。
「わたしの間違いに信じてついて来てしまった、仲間だけは助けて下さい。わたしはどうなってもかまいません・・・。」

 スピリッツは答えてくれました。仲間達は無事にもとの水辺に戻り、そのかわりリピドゥだけは山に残り、山の暮らしに耐えれるように身体を小さくされて。
 山の中にもカエルがいるようになった、アマガエルのおはなし。

参考資料:株式会社ヴォイス「メディスンホイール---シャーマンの処方箋」より
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 なんだか、ちょいと間抜けな、妙に人間味のあるリピドゥが情けないことに好きなんですね。私。
「あまり欲を出さない事」
「忠告は有り難く聞く事」

インディアンからのレッスン(教え)の一つです。


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